カーフキックが世界的流行!? 【朝倉海VS堀口恭司】 【ダスティン・ポイエーVSコナー・マクレガー】 

K-1

カーフは英語でふくらはぎのことで文字通り膝下のふくらはぎ付近を蹴るキックのことを言います。なぜふくらはぎを蹴られると効くかというと、まず単純に筋肉も脂肪も太ももより少ないため衝撃を吸収しにくいです。さらにふくらはぎの筋肉は踏ん張る際に非常に重要になりますがここにダメージがあるとしっかり踏ん張れず、フットワークは失われ強いパンチ・キックも打てなくなります。

右ストレートを打つ際の体重が乗った左脚にカーフキックを蹴ると衝撃を逃せないので非常に有効です。

これだけ流行すると対策もみんなが練習するようになると思いますがそれを踏まえたうえでの戦略も必要になってくるでしょうね。

ローキックとの違いですが、ローキックは基本的に膝から上を蹴ります。ローキックを何発ももらって太ももが真っ赤に腫れている選手を見たことがあると思います。

特にずっとキックボクシングをやっていた選手と、ボクシングからキックボクシングに転向したばかりの選手が試合をしたときなどに見られる光景ですね。

日本で流行したきっかけは2021年大みそかに行われた大晦日に行われたRIZINの堀口恭司選手対朝倉海選手の試合でしょう。

当時第2代RIZINバンタム級チャンピオン朝倉海が、挑戦者堀口恭司を迎え撃ったバンタム級頂上決戦で、序盤から堀口恭司選手の右カーフキックが朝倉海選手の前脚(オーソドックススタイルなので左脚)に何発か入って動けなくなりそのままパンチでKOという展開でした。前回の試合では朝倉海選手が堀口恭司選手にKO勝利していたということもありなかなか衝撃的な展開だったのではないでしょうか。

そして同時に「カーフキック」という技が広がるきっかけにもなりました。

UFC 264」のメインイベントとして、2014年から続くConor McGregor(コナー・マクレガー)vs Dustin Poirier(ダスティン・ポイエー)の第3戦が7月10日(現地時間)に行われたのだが、世界的ビッグマッチは衝撃的な結末でPoirierに軍配が上がることとなった。

両者1勝1敗のイーブンで迎えたこの第3戦は、2021年1月に行われた第2戦でTKO負けを喫したマクレガーが雪辱を果たす形でマッチメイク。第2戦でマクレガーはポイエーのカーフキックに沈んでいたが、第3戦では借りを返すように序盤からカーフキックをお見舞い。それにポイエーもカーフキックで返すなど両者譲らない攻防が見られたが、次第にポイエーが押し始め、終盤にマクレガーはケージに押し込まれて肘打ちの連打を被弾。だが残り十数秒でそれを躱してなんとか立ち上がり渾身の左ストレートを放ち、バックステップで距離をとろうとしたその瞬間、左足のスネがあらぬ方向に折れ曲がってしまったのだ。当然レフェリーは試合を中断し、マクレガーの再開は不可能と判断してドクターストップ。ポイエーがTKO勝ちを納めることとなった。

1.スダリオ剛VSミノワマン 1R 3分19秒 TKO [RIZIN.26]

2.与座優貴VS篠原悠人 2R 1分14秒 KO[ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN]

3.海人VS中島弘貴 4R2分56秒 KO[SHOOT BOXING 2019 act.3]

4.藤田大和VS渋谷カズキ  3R 1分39秒 TKO[DEEP 100 IMPACT]

6.ノンオーVSリアム・ハリソン 1R2分10秒 [ONE FIGHT NIGHT 1]

7.KHAN VS 高橋遼伍 判定2-1[ONE X]

8梅野源治VSトレント・ガーダム 1R21秒TKO [RIZIN.39]

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